腸が腐ってちゃ、なにをやってもダメよ

file#15 腸内フローラにも多様性が大事なワケ~2

サラ

腸活エキスパート薬剤師のミッチーです。

前回、腸内フローラにも
自然界と同様、多様性が大事では?
という記事を書いた。

腸内フローラの多様性が健康を保つ

2017年に中国とカナダの共同研究
驚くべき結果が発表された。

それによると、
3歳から100歳を超える
1000人の腸内フローラを調べたところ、
超健康な100歳の腸内フローラは
30歳の腸内フローラに似ていたそうだ。

また健康な人は総じて
腸内細菌の種類が豊富だったという。

多様性は強さ

多様性に富んだ腸内フローラは
環境の変化に強い。

同じ種類の菌しかいなければ
環境の変化で一気に絶滅してしまうが、
種類が豊富だと
死んだ菌の代役を務めてくれる
菌が現れるそうだ。

なんか、現代社会にも
当てはまりそう。

腸内細菌の多様性を増やすには?

ところが、
現代人はこの多様性が
どんどん減少してきているらしい。

先述の中国の研究でも
19~24歳までの腸内細菌の多様性は
他の年代と比べて大きく減っていたそうだ。

ではどうやって多様性を増やすか?

実のところ、
僕も腸内細菌検査キットを使って
いろんなサプリで人体実験してみたが、
腸内細菌の多様性を増やすのは
なかなか難しい。

一説によると、「土いじり」や
「動物との触れ合い」が有効らしい。

これから家庭菜園でも始めようか?


ミッチー

「腸活」で日本を元気にしたい薬剤師です。 詳しいプロフィールはこちら