腸活エキスパート薬剤師のミッチーです。
前回、腸内フローラにも
自然界と同様、多様性が大事では?
という記事を書いた。
2017年に中国とカナダの共同研究で
驚くべき結果が発表された。
それによると、
3歳から100歳を超える
1000人の腸内フローラを調べたところ、
超健康な100歳の腸内フローラは
30歳の腸内フローラに似ていたそうだ。
また健康な人は総じて
腸内細菌の種類が豊富だったという。
多様性に富んだ腸内フローラは
環境の変化に強い。
同じ種類の菌しかいなければ
環境の変化で一気に絶滅してしまうが、
種類が豊富だと
死んだ菌の代役を務めてくれる
菌が現れるそうだ。
なんか、現代社会にも
当てはまりそう。
ところが、
現代人はこの多様性が
どんどん減少してきているらしい。
先述の中国の研究でも
19~24歳までの腸内細菌の多様性は
他の年代と比べて大きく減っていたそうだ。
ではどうやって多様性を増やすか?
実のところ、
僕も腸内細菌検査キットを使って
いろんなサプリで人体実験してみたが、
腸内細菌の多様性を増やすのは
なかなか難しい。
一説によると、「土いじり」や
「動物との触れ合い」が有効らしい。
これから家庭菜園でも始めようか?