腸活エキスパート薬剤師のミッチーです。
前回の記事で
うちで飼っているミニチュアシュナウザーに
ストルバイト結石ができたことを書いた。
ストルバイト結石の正式名は
「リン酸アンモニウムマグネシウム結石」
というそうだ。
この結石はおしっこがアルカリ性になると
結晶化して尿路を傷つけたり塞いだりするので
頻尿や血尿になるらしい。
犬の結石の80%はストルバイト結石だそうだ。
治療としては
おしっこが酸性になると
ストルバイト結石は溶けるので
おしっこを酸性にする療養食を食べさせる。
それでも結晶が見つかるようなら
尿酸化剤という薬を使うようだ。
僕は薬剤師だけど、
尿酸化剤は食欲が低下するようだし、
薬はなるべく使いたくない。
ただ、他の方のブログを見ていると
療養食を1年以上続けている犬もいるらしい。
1日500円する療養食を1年続けると
エサ代だけで18万円!!
いくら愛犬のためといえども
これはちょっとバカにならない(>_<)
ストルバイト結石になる原因の一つは
尿路の細菌感染がきっかけのようだ。
いわいる感染性膀胱炎というやつだ。
尿路に細菌が増えると、
細菌が尿素をアンモニアに変えて
おしっこをアルカリ性にしてしまう。
そしてストルバイトが結晶化して
結石ができるというワケ。
患者さんには
膀胱炎になったら
水分をたくさん摂って
おしっこで雑菌を洗い流しましょう
と伝えている。
でも犬の場合は
水分をたくさん摂らせるのは
なかなか難しい。
せいぜいエサを水でふやかして
多く摂らせるぐらいだ。
それなら膀胱炎にならないように
免疫力を上げる方法はないものか?
そういえば、
この間、腸活を一緒に勉強している仲間が
腸活で慢性膀胱炎が治った事例を報告してたっけ?
腸には免疫細胞の7割が集まっていて
免疫の調整に関わっているのだ。
よし、うちのシュナにも腸活を試してみよう。
どんな結果になるか、こうご期待!